大阪市天王寺区の上本町NEWYOU歯科・矯正歯科です。
ホワイトニングとは、歯を白くするための美容的な処置で、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。
ホワイトニングは一般的に口元の美しさを向上させ、笑顔に自信を与える効果が期待されますが、口腔健康に与える影響についても考える必要があります。
ここでは、ホワイトニングが口腔健康に与えるポジティブな側面とリスク、注意点について説明していきます。
1. ホワイトニングが口腔健康に与えるポジティブな影響
ホワイトニングが口腔健康に与える良い影響は、主に心理的な効果やセルフケア意識の向上に関連しています。
・美しい笑顔が心理的な健康に寄与
ホワイトニングによって歯が白くなると、笑顔に自信が持てるようになり、心理的な面での健康に良い影響を与えることが多いです。
自分の笑顔に満足することで、社会的な場面でも積極的になり、人との交流を楽しむことができるようになります。これにより、ストレスの軽減や自己肯定感の向上が期待できるため、間接的に全体的な健康にも寄与します。
・セルフケア意識の向上
ホワイトニングを受けた方は、歯の美しさを維持するために口腔ケアに積極的になる傾向があります。
ホワイトニング後には、定期的なブラッシングやフロスの使用、歯科検診に行く頻度が増えることが報告されており、こうした意識の向上により、虫歯や歯周病の予防につながり、口腔健康が全般的に改善されることが期待されます。
2. ホワイトニングによるリスクと副作用
一方で、ホワイトニングには口腔健康に対して一定のリスクも伴います。これらのリスクは、主にホワイトニングに使用される薬剤の影響によるものです。
・歯の知覚過敏
ホワイトニングを行った後、知覚過敏が一時的に起こることが多く報告されています。
ホワイトニングに使用される薬剤は、歯のエナメル質に微細な変化をもたらし、歯の神経に刺激が伝わりやすくなるためです。
知覚過敏の症状は、冷たい飲み物や甘い食べ物を摂取した際に強く現れることが多く、通常は一時的なもので、数日から1週間程度で治まります。しかし、知覚過敏が長期間続く場合や痛みが強い場合は染み止めのお薬もございますので当医院までご相談ください。
・歯茎や口腔粘膜の刺激
ホワイトニング剤が歯茎や口腔の粘膜に触れると、炎症や刺激が生じることがあります。
特に自宅で行うホームホワイトニングでは、使用方法を誤ると薬剤が歯以外の部分に広がり、歯茎が腫れたり痛みを感じたりするリスクが高まります。またホームホワイトニングのトレーが緩くなってきたり合わなくなってきた場合も薬剤がはみ出す恐れがございますのでお気軽に歯科衛生士にご相談ください。