大阪市天王寺区の上本町NEWYOU歯科・矯正歯科です。
自宅で行う自然なホワイトニング方法は、化学薬品や人工的な成分を使用せずに歯を白く保つための方法です。これらの方法は、特に歯の健康を保ちつつ、歯の表面に付着した着色汚れを取り除くのに役立ちます。以下に、自然なホワイトニング方法をいくつかご紹介します。
1. 重曹と水
重曹は、軽い研磨作用を持つ天然の物質で、歯の表面から汚れや着色を物理的に取り除くのに役立ちます。使用方法は簡単で、少量の重曹を水に溶かしてペースト状にし、それを歯ブラシに取って歯を優しく磨きます。毎日ではなく、週に1〜2回行うと良いでしょう。注意点として、重曹の研磨作用が強いため、頻繁に使用するとエナメル質を傷つける可能性があるため、適度な頻度での使用が推奨されます。
2. オイルプリング(オイルうがい)
オイルプリングは、ココナッツオイルやごま油を口に含んでうがいする古代のアーユルヴェーダ療法です。この方法は、口内の細菌を減少させるとともに、歯を白くする効果があるとされています。使用方法は、ココナッツオイルを大さじ1杯ほど口に含み、15〜20分間うがいします。その後、オイルを吐き出して口を水でよくすすぎます。オイルプリングは毎朝空腹時に行うと良いと言われているそうです。
3. イチゴのペースト
イチゴには、天然のフルーツ酸(リンゴ酸)が含まれており、歯の表面に付着した汚れを分解するのに役立ちます。イチゴをすりつぶしてペースト状にし、少量の重曹を混ぜて歯ブラシで歯に塗布します。数分間放置した後、通常の歯磨きでしっかりとブラッシングしてすすぎます。この方法も週に1〜2回程度が適しています。イチゴには酸が含まれているため、頻繁な使用は避けた方が良いでしょう。
4. 食品グレードの活性炭
活性炭は、歯の表面に付着した毒素や汚れを吸着する能力があり、自然なホワイトニング効果が期待できます。使用方法は、少量の活性炭を水に溶かしてペースト状にし、歯ブラシに取って歯を優しく磨きます。その後、しっかりとすすいでください。活性炭も研磨作用があるため、頻繁な使用は避け、週に1回程度が目安です。
5. リンゴ酢
リンゴ酢には天然の酸が含まれており、歯の着色を軽減する効果があります。使用する際は、リンゴ酢を水で希釈し(リンゴ酢1に対して水10の割合)、うがいを行います。その後、通常の歯磨きをして、酢が残らないようにしっかりとすすぎましょう。こちらも毎日ではなく、週に1〜2回程度の使用が推奨されます。酸性度が高いため、エナメル質を傷つけるリスクがあることから、濃度や頻度には十分注意が必要です。
6. バナナの皮
バナナの皮の内側には、カリウム、マグネシウム、マンガンなどのミネラルが含まれており、これらが歯の表面に付着している汚れを取り除くのに役立つとされています。バナナの皮の内側を使って、歯を数分間優しくこすり、その後、通常の歯磨きを行います。この方法は非常に穏やかで、毎日行っても問題ありません。
7. 塩
塩には自然な研磨効果があり、歯の表面の汚れを取り除くのに役立ちます。塩を直接歯ブラシに乗せて磨くか、通常の歯磨き粉に少量の塩を混ぜて使用します。塩の使用頻度は週に1〜2回が適当で、過剰に使用するとエナメル質にダメージを与える可能性があるため注意が必要です。
8. 口腔ケアの習慣
自然なホワイトニングを維持するためには、日常の口腔ケアが非常に重要です。食後にはすぐに歯を磨くことが理想的です。特に、コーヒー、紅茶、ワインなどの色素が濃い飲み物を摂取した後は、歯をしっかりと磨くことが推奨されます。また、デンタルフロスや口腔洗浄液を使用して、歯と歯の間の汚れを取り除くことも効果的です。
これらの自然なホワイトニング方法は、時間と手間がかかることが多いですが、今ある歯の色を持続させる効果が期待できると言われています。ですが効果は確実ではない為、今ある歯の色よりも明るくしたい方は歯科医院でのホワイトニングを推奨します。